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Personal Advice個別相談

個別相談はマクロビオティックリーダーシッププログラム(レベルⅠModule A,B,CまたはBasic1,2,Advanced、レベルⅡ、Ⅲを含む)を受講された方、または現在受講中の方を対象として、より詳細な個別のガイダンスを望む方のためのプログラムです。
マクロビオティックの食やライフスタイルのアプローチは一定のものではなく、私たちはみな個人としても、生活様式、住む場所なども一人一人違い、ニーズも様々です。マクロビオティックでは健全で幸せな生活が送れるように、調和のとれた食べ方、生き方を提案しています。
個別相談はマクロビオティックをより深く理解し、実践して人生の質を高め、それぞれの望む状態を実現するのをサポートすることが目的です。
このアプローチは教育または自然な知恵として、健康状態、食や活動、ライフスタイルをより改善したい方のための個別の具体的なガイドを提供します。ご予約いただいた際は事前に、相談したい内容や、健康状態や症状、医療歴などの質問表にお答えいただき、その内容に合わせて経験ある講師が健康やライフスタイル、食などに関するマクロビオティックのアプローチの指導をいたします。

料金 60~90分 15,000円
講師 パトリシオ ガルシア デ パレデス
日程 応相談

坂口直樹の
マクロビオティック九星氣学相談/
マクロビオティック人生相談

米国で久司道夫先生から師事を受け、米国、欧州、日本でマクロビオティックを教える直樹先生からマクロビオティック、九星氣学の長年の経験を基に個人アドバイスを受けることができます。

料金 60~90分 15,000円 
追加5,000円 / 30分
講師 坂口 直樹
日時・場所 応相談


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Other Activities国内・海外活動

昨年の9月30日~10月2日の3日間、The Kushi Insusitute of Europe (KIE) にて開催された「Traditional Japanese Macrobiotic Cuisine」をテーマとするクラスに、日本から母娘で参加させて頂きました。日本のクシマクロビオティックスクール(KMS)の代表講師であられるパトリシオ先生をメイン講師とする講義とクッキングデモンストレーション、そして参加者自身でも代表的な日本料理の数々を調理するワークショップや導引エクササイズで構成されていて、短期間ながら充実した学びを得て参りました。感想を交えながら、その内容をダイジェストで綴ってみたいと思います。(記事:林 富美さん)


9月30日・1日目:

18:00~ ウエルカムディナー

KIEに併設されているカフェ「Deshima」にて、参加者の皆さんと一緒にディナーを頂きます。
参加者は総勢30名。オランダを始めとするヨーロッパの色々な国々からの参加者が9割、残り1割は日本人の私達母娘とドイツ在住の山咲真実さんの3名で構成されていました。皆さんとてもフレンドリーで、あちらこちらの席で互いに自己紹介が交わされます。
”Deshima”は長崎の出島の事で、鎖国時代に日本がオランダと交流を図った窓口としていた場所にちなんでつけたという背景を、KIEディレクターのウィーケ先生が教えてくれました。


▲初対面以降、ご縁あってずっとお世話になった真実さんとオリビアさん。


▲KIE ウィーケ先生と共に。



▲沖縄とアメリカ・イタリアにおける代表的ながんの発病率を数値で比較

19:00~ 講義 「沖縄の長寿について」 (担当:パトリシオ先生) 

少し軽めのディナーの後、早速コースが開始されます。沖縄が世界レベルの長寿を誇る理由がその伝統的な食生活とその暮らし方によるものである事について、がん等の一般的な死因とされる病の発病率や日常的に消費される食品の種類の割合と言った数値的情報を用いて、アメリカやイタリアの事例と比較しながら、論理的に説明が進みます。
KIEは、その場所の特性から、ヨーロッパ・アフリカ・中東等、様々な国と地域から参加者が集まって来ます。その為、伝統的な生活習慣や自身の家族・親戚・地域社会との繋がりを見直す大切さを説く際、先生方は、相手にとって馴染みのある地域に合わせた実例を挙げてお話をすることが良くあるそうです。先生と参加者の方々との質疑応答がスムーズに進むのは、日頃から先生方が色々な地域の文化や習慣について深く勉強していらっしゃるからこそ成り立つのだろうと感じました。
講義中にパトリシオ先生がふと口になさったお言葉の幾つかが個人的にとても印象的で、メモに書き残していました。

  • Eat until 80% full. 「ハラハチブ」と日本語のままで発音し、その意味を説明されました。「日本」について学びに来られている方には、時として、日本語のままでお伝えする良さを学びました。
  • Don’t have to be perfect. Just do it better.
  • If you live a long healthy life, you have to be happy.

10月1日・2日目:


▲エクササイズを終え、スッキリ気分でポーズ

8:00~ 導引エクササイズ (担当:KIE ヴァレンティーナ先生)

2日目と3日目の朝は、朝食前に、導引エクササイズのクラスがあります。
KIEのビルから徒歩1分の場所にあるジムに、直接集合します。
エクササイズと言っても、導引をベースとする呼吸法やセルフマッサージ、軽いヨガのようなもので、参加も自由です。
参加者皆さんの体の柔らかさもさることながら、エクササイズに使った重い畳マットを、皆で協力しあって手際良く並べたり片付けたりする姿のとても清々しいこと!


9:15~ 朝食

カフェ「Deshima」にて。2日目・3日目共に、お粥とプレスサラダにスープが付く軽めの朝ごはんです。


▲2日目:かぼちゃのお粥、プレスサラダ。アプリコットを炊いたものがジャムの様で、かぼちゃの甘味あるお粥と良く合います。ゴマ塩のゴマは、「白ゴマ」。


▲3日目:かぼちゃ粥、甘酒、プレスサラダ。お代わりも自由です。



▲昆布出汁の説明するパトリシオ先生

10:00~ クッキングデモンストレーション
「忙しい人向けの日本の麺料理」(担当:パトリシオ先生)

「特に都会で忙しい毎日を暮らす日本人にとって、簡単に調理が出来て種類も豊富な日本の麺料理は人気」という説明を皮切りに、デモンストレーションが始まります。
そば・うどん・ラーメン・ビーフン・春雨の調理の仕方をデモを交えて丁寧に説明した後、参加者全員に試食が配られます。
麺料理に欠かせない出汁を作るための昆布・しいたけ・みりん・しょうゆといった調味料も、各々の調味料の基本的な使い方と出汁の作り方の説明が行われます。デモで使用される食材が入った実際の製品が、説明後に参加者の手元まで回されてくるので、クラスの後にどの製品を買えば良いかが一目瞭然。(KIEのビルの地階には、マクロビオティックの食料品店が併設されています。)
また、出汁を取った後の昆布やしいたけを使った佃煮の作り方の説明と試食もありました。

お料理が好きな方々が集まっているからでしょう。クッキングデモクラスは、生徒の皆さんからの質問にも活気が湧きます。
講義の途中で、「”ハルサメ”ってどういう意味?」といった質問が参加者の中から上がりました。
パトリシオ先生からご指名を受けたので、「”Spring Rain” です。
日本の春の雨は小雨が多く、その軽い雨が降る様子と”ハルサメ”の見た目が似ている事でその名がついたと聞いたことがあります。」と説明しました。日本の事をもっともっと勉強しておかねば、と思う瞬間のひとつでした。



▲玄米おむすび、テンペステーキ、大根と人参のサラダ、ひじき煮、そして五臓に良いブロッコリー

2:30~ 15:45 昼食

カフェ「Deshima」にて、お弁当が配られます。
昼食と休憩時間で計3時間程あり、参加者は各自、カフェで休憩するもよし、家や宿に一旦帰るもよし、外出するもよしです。
食後にしっかり休憩する事で、夕方からの授業に張り合いが出ます。



▲ひじきを炊く、美男美女

16:00~ ワークショップ 「日本食クッキング」(担当:KIE ホリア先生 & ヴァレンティーナ先生)

天ぷら・寿司と言った代表的な日本料理の他、ひじき煮やきんぴらと言ったマクロビオティックの代表的な料理の数々を、2~3人のチームに分かれて作ります。
参加者全員にレシピ集のプリントが配布された後、誰がどのメニューを担当するかは即興で決まります。
調理手順の細かな説明はありませんが、質問があれば先生に尋ねながら調理を進めていくスタイルです。実習前にホリア先生が、次のような事を仰っていました。「ここでの学びは、レシピを追うのではありません。テイスティングしながら、クッキングを楽しむ事です。」
そうなのです。頭ではなく五感や気持ちで料理する事が大切ですよね。
素晴らしいエールを得て、いざクッキングスタート!



▲ボナペティー!

18:00~ 夕食

ワークショップで全員が協力しあって作ったお料理が並ぶと、パーティーのように華やかでした。
どの料理も丁寧に作られていて、とても美味しかったです!


10月2日・3日目:

8:00~ 導引エクササイズ (担当:KIE ヴァレンティーナ先生)
9:15~ 朝食
10:00~ クッキングデモンストレーション 「伝統的日本食材を使用したデザートとスナック」 (担当:パトリシオ先生)


▲全メニューの試食が、出来たそばから配られます。

砂糖・乳製品・卵を使わずに、「美味しくて彩りがあって健康的なおやつ」を、豆腐・寒天・お餅や甘酒など伝統的な日本の食材を使って紹介するクラスです。メニューは、「コーンシリアルとゴマの黄粉ボール」、「水ようかん」、「かぼちゃの茶巾絞り」、「寒天とアプリコットのサラダ」、「豆腐チーズとノリのスティック揚げ」。
日本式に拘り過ぎず、西洋で取り入れやすそうな提案を含める事で、伝統的な日本の食材を西洋の方々にとって使いやすいと感じてもらえるような構成になっています。学んだことが実践可能かどうかは、どのような学びであっても教える側・学ぶ側に両者にとって重要な事で、そんなパトリシオ先生らしい気遣いをメニュー構成から感じます。


▲パト先生の多大なサポートをお借りしてのデモ。黒板に「Ohitashi」の文字。

坂の途中どころか坂の手前ながら、「マクロビオティックを学び、伝える事を目指す日本からの参加者」と言う事で、オランダへ経つ前にパトリシオ先生からご提案を頂戴して、私からも一品「お浸し」を紹介させて頂く事になりました。前日のクッキングデモクラスで紹介された昆布出汁をベースとした調味液に、茹でた小松菜や人参等の野菜を浸して盛り付けるだけの簡単メニューだったのが幸いしたのでしょうか、試食して頂いた沢山の方々から、「家に帰ったら試してみる!」と言う有難いお声を頂きました。下手な英語でしどろもどろな私にも関わらず、このような貴重な機会を下さったパトリシオ先生とKIEの先生方、レシピの英語訳を手伝ってくれた友人のスザンナさん、そして、このチャレンジに少し躊躇った私の背中をそっと押してくれたKMSの大槻広子先生のお人柄に、心から感謝しています。



▲我ながら、母よ、よく頑張りましたね。


▲笑顔でお別れ。またどこかでお会いしましょう!

12:30~ 昼食と修了証授与

カフェ「Deshima」にて参加者の皆さんと別れを惜しみながらのランチタイムに、修了証の授与式が始まりました。各々の名前が読み上げられ、皆、満面の笑顔でパトリシオ先生から修了証を受け取ります。
数年前、東京で開催されたKIEの先生方によるイベントに参加してから、いつかオランダ本校を訪ねてみたいと言っていた母。英語が全く分からない事で最後まで楽しめるのかどうかが一番の心配でしたが、そんな心配は全く不要だった程に楽しんでくれた事が、とても嬉しかったです。私にとっても、海外の学び舎にて、改めて日本の良さを知る充実の3日間となりました。パトリシオ先生、KIEの先生方、本当に有難うございました。



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